前回の更新から少し間があきました。広島駅北口二葉の里の様子です。
最後のレポは今年3月の下旬でした。
二葉の里土地区画整理事業 Vol.6 【1・2・3街区】 県医療センターは8月着工
二葉の里土地区画整理事業 Vol.6 【4・5街区】 支社ビル前の拡張進む
二葉の里地区 周辺図
(広島駅新幹線口エリアマネジメント推進調整会議PDFより(トリミング済み))
今回は二葉通りに面する2街区の角に建設中のイズミ新本社から。
4階の辺りまで作業用のカバーで覆われましたね。外装の工事などが始まっているのでしょうか。
ここから高速5号線出口の側道となる道を北上します。
その途中を右折すれば現在の鉄道病院ですが、今回ここの道路が新しいものへ置き換わっていました。
これが以前まで使われていた道。
上の画像の緑のフェンスの左側が新たに開通した区画道路2号線です。
綺麗ですね。左に見える空き地が県の医療センターの建設予定地となります。
鉄道病院の方へ進みます。
開通したのは鉄道病院の入り口まででこれより先はこのようにまだ建設中でした。
現地の看板によると工事期間は全体の区画整理と同じ2014年3月末とのこと。
この道路沿いの画像では左手奥(現在の鉄道病院の隣)に2015年度、新しい鉄道病院が建設される予定です。
参考:移転する広島鉄道病院の完成予想図など。
今撮影している地点はこの区画道路2号線と区画道路3号線が交わる三叉路になります。
区画道路3号線はここから二葉の里再開発地区の北端まで伸びる新道です。
車道の開通はこのようにまだでしたが歩道はすでに共用が始まっていました。
工事の具合を見ても車道の開通はそう遠くなさそうです。
ちなみにこの道路は左側が県医療センターなどが建てられる3街区、右側がJRが所有する4街区と、エリアの境界となっています。
ここから180°振り返って広島駅の方を眺めてみます。
向い合う2つの高層ホテルから手前の空き地までが、二葉の里5街区です。
今月初め、広島経済同友会がここを「ひろしまシティ・ゲート」とし大規模コンベンションやオフィスなどを誘致するよう提言をしました。
ここに立って見てみると、人々が集まるエンターテイメント施設やオフィスがあったらいいなと改めて思いますね。
ここから2街区のイズミ新本社のあたりを見てみます。
数年後には高速道路に県の医療センターなど風景はかなり変わっていそうですね。
では移動しまして、2街区の一番北の道路です。
ここは車道の拡幅とともに緑道が設けられる予定です。
現在はフェンスに二葉の里歴史散歩道として自然と歴史の紹介や、シリブカガシの苗がプランターに植えられていました。
この苗は二葉の里地区内にできる公園に植樹されるとのことです。
詳しくはこちらに載っていました。
【広島駅新幹線口エリアマネジメント推進調整会議】:二葉の里どんぐり里親イベントが開催されました。
最後に広島駅北口に戻りまして、高速バスの発着場の様子です。
先程も触れた広島経済同友会の提言の記事の中で私は、「高速バスと路線バスで発着場を分けてはどうか」と書いてしましましたが、
路線バスは元々この北口には乗り入れていなかったそうです。。コメントでも指摘していただきました。すみません。
広島駅北口の高速バスの乗り場らしい乗り場はこの画像に写っている部分しかありません。
その他の高速バスや空港リムジンバスなどは北口広場内の車道を渡らないといけない状況です。
昔夜行バスで東京まで貧乏旅行をした時もそうだったことを思い出します。
これでは120万都市として、観光立県として情けないですね。。
二葉の里地区と北口広場の再整備でこれらの問題が100%解決されることを願いたいです。
コメントでも書いて頂きましたが、第2バスセンターは5街区の有効活用のためにも、駅から歩く利用者のためにも、
可能である限り広島駅北口広場の中に設置したほうが良いですね。
問題はタクシープールと自家用車エリアが共存するスペースがあるかどうかです。
駅の改良工事で新幹線駅舎の商業施設が広場の方へ増床されることが決まっています。
現状でも間に合っていないような状態なので平面のままで全て収めるのはどうしても難しそうですね。
かと言って、立体化するにも等間隔でペデストリアンデッキも建設されるのでスロープを造る長さを取れないことも考えられます。(もっともお金もないですが…。)
厳しいですが、今後も見守りたいですね。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:二葉の里土地区画整理事業