2018年春に西風新都に開業したTHE OUTLETS HIROSHIMA(ジ・アウトレット広島)について、
運営するイオンモールは、増床リニューアル工事に着手したことを明らかにしました。
この増床工事により店舗数は現状の約200店舗から1割強増えた230店舗となります。
2021年中の開業を目指します。
「THE OUTLETS HIROSHIMA(ジ・アウトレット広島)」は、2018年にイオンモールが全国1号店として広島の西風新都に開業させた、新業態の複合アウトレットモールです。
開業当初から増床の報道があり、これまでに建設地の駐車場を代替する立体駐車場の建設や広島市への建設計画申請により、非公式に計画が進んでいることを確認していましたが、
2020年8月についに正式にプレスリリースされました。
なお、イオンモールは2022年3月に福岡県北九州市のスペースワールド跡地に、
「ジ・アウトレット」の2号店を開業させる予定です。
北側駐車場をアウトレットゾーンに!代わりの駐車場棟も完成
【イオンモール株式会社】:「THE OUTLETS HIROSHIMA」増床棟建設着工について
【THE OUTLETS HIROSHIMA】増床リニューアルの概要
敷地面積 | 約268,000m² |
延床面積 | 約79,000m²(増床前比 +約7,000m²) |
総賃貸面積 | 約59,000m²(増床前比 +約6,000m²) |
駐車台数 | 約4,500台 |
専門店数 | 約230店舗 (増床前比 +約30店舗) |
リニューアル日 | 2021年中(予定) |
記事にするのが遅くなりましたが、8月31日のプレスリリースで
増床リニューアルを行うことが正式に明らかになりました。
想定通り、北側の現在駐車場部分を活用します。
規模は当初から報じられていた1割より少し多い30店舗が追加となるようです。
2021年中のオープンを目指します。
平面駐車場部分を店舗とするため、駐車台数が目減りする対策として、
南駐車場に自走式3層の立体駐車場が今年8月に完成しました。
増床工事の様子と合わせて現地の状況を確認してきました。
超広いです。この棟だけで1,000台収容することが可能です。
南駐車場は店舗エリアとは離れ小島のようになっており、専用陸橋を渡る必要があるなど距離があるため、埋まってくるのは最後になると思われます。
この日の利用率はまだ疎らでした。
年末年始などの多客時でも対応できる収容力ですね。
私には将来のさらなる増床による集客力の向上をも見据えた規模のように見えました。
今回も全体を俯瞰してみます。
奥にサンフレッチェ広島の本拠地「エディオンスタジアム」や、A.Cityのマンション群が見えています。
手前の仮囲いがされているエリアが増床される部分です!
駐車場はすでに廃止されており、重機が搬入され店舗施設を建設する準備が進んでいます。
建物の柱の頭がすでに登場している部分がありますね。
ここが店舗に生まれかわる訳ですから、30店舗という数字以上に規模が拡大する印象を受けます。
駐車場の北端部分まで合わせてバリケードが張られ、閉鎖区画となっていました。
工事の作業ヤードとして使用するものと思われますが、
以前の記事でご紹介したように、このあたりは現在事業中のアストラムライン西風新都線の新駅建設予定地にあたります。
工事はまだ数年先になると思いますが、関連性はあるのでしょうか。
モール内から見る建設状況
印象的な空を見た後、モール内に移動します。
バス乗り場前から。
完成イメージに近いアングルかと思います。
すでにクリスマスの装い。
モール階の北側をずっと進むと、工事エリアに突き当たりました。
以前はこの奥の駐車場にダイレクトに行くことができていました。
THE OUTLETS HIROSHIMAの増床リニューアル工事は、2021年中の完成・開業を目指します。