基町地区の再開発スケジュール 高層ビルは2027年度の完成目指す

広島市中区、相生通りに面した朝日会館跡地および北側の市営基町駐車場一帯で検討されている
「(仮称)広島市基町相生通地区第1種市街地再開発事業」について、
広島市は新たに建設する高層ビルを2027年度に完成させるスケジュール案を明らかにしました。

当再開発は、朝日会館跡地、北側に建つ市営基町駐車場、隣接した北西側にある中国電力基町ビルを一体的に再開発する計画で、
広島商工会議所もメンバーに加わり、現在旧広島市民球場跡地横にある「広島商工会議所ビル」の機能を移転させることも計画しています。

広島市は、国の都市再生緊急整備地域に指定された紙屋町・八丁堀地区における「官民連携リーディングプロジェクト」と位置づけており、
土地の高度利用、賑わい・交流、観光拠点となることを目指します。

広島市中区、相生通りに面した朝日会館跡地および北側の市営基町駐車場一帯で検討されている市街地再開発について、 コーディネーターを務めている都市再生機構(UR都市機構)は、事業化の

 

【中国新聞】:高層ビル27年度完成のスケジュール案 基町駐車場一帯の再開発、広島市

広島市は4日、中区の市営基町駐車場一帯の再開発事業について、新たに建設する高層ビルを2027年度に完成させるスケジュール案と、駐輪場など周辺施設の配置計画案を明らかにした。高層ビルは広島商工会議所の移転候補地としており、旧市民球場跡地の隣にある商議所ビルと市営駐車場の土地と建物を等価交換する方向で調整する。

この日の市議会都市活性化対策特別委員会で説明した。再開発エリアは、市営駐車場をはじめ民間駐車場、変電所などが入る民間ビルがある計約1万平方メートル。市の構想では、21年度中に都市計画決定し、22年度以降に高層ビルを着工。市営駐車場は廃止する一方、地下にある市営駐輪場は29年度に民間ビルの跡地に移転する。

再開発エリアの一部には市道が通っているため、高層ビルは市道をまたぐ独特の形状になる予定。広島商議所のほか、オフィスやホテルの入居を見込む。

(上記中国新聞HPより一部使用)

 

これまでに報じられている内容を統合した、プロジェクト概要ページを作成しました。

【概要】(仮称)広島市基町相生通地区第1種市街地再開発事業

 

この再開発事業については、2018年9月の時点で「最短で完成は4年後」という商工会議所会頭の発言がありました。最短で2022年秋頃ということになります。
駅前の再開発に比べ当該関係者が少なく、比較的調整はしやすいのかと期待しましたが、やはりそこまで一筋縄でいくものではないようですね。

目下では、新型コロナウイルスの影響から国内外の観光業は大きな打撃を受けています。
このプロジェクトはホテルの整備も構想されていますから、その影響も加味してという可能性もあるかもしれません。

ただ、旅行をする楽しみや価値はこれからも変わらないどころか、移動自粛・ロックダウンの反動からますます見直されてくる余地さえあると思います。
個人的には今は多少足踏みをしてでも、どっしりと長期的な視点で競争力を保てるようにしておくべきだと思います。

 

妄想を膨らましておきましょう。

(管理人作成)

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