広島市中区の相生通沿いで計画されている「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」について、
3月3日付けで広島市の都市計画決定が告示されました。
本再開発事業は、市営基町駐車場、朝日会館跡地、中国電力基町ビルを一体的に再開発するもので、
紙屋町・八丁堀地区で最も高い高さは約160mのビルに
オフィスや広島商工会議所、高層階にはホテルを入居させる計画です。
都市計画決定を受け、今後は権利変換計画認可などを経て
高層棟は2027年度、駐輪場棟は2029年度の竣工を予定します。
【広島市公式ホームページ】:都市計画の決定・変更のお知らせ
【朝日ビルディング】:広島市中心部の再開発事業について、都市計画が決定されました。
外観は街並みや空を写し込むガラス張りとし、低層部から高層部まで変化をつけて広島の新しい顔にふさわしい特徴的なデザインとします。
また、日射を軽減する庇により、環境面とデザインの両立を図ることが記載されています。
今回の資料で新たに公開されたイメージパースです。
低層部は賑わいを創出する吹き抜けの「広場空間」を設ける計画とのことです。
先月、市の審議会に図られたこの計画が承認されたことがリリースされましたが、
無事都市計画決定が完了しました。
新しいイメージパースは、相生通りに面する南面です。
店舗や商工会議所のある部分は、賑わい創出の空間という位置づけで、3層吹き抜けの広場になるようです。
計画地付近では、地元のエリアマネジメント団体らが企画したパークレットによる賑わい創出の社会実験が一昨年行われました。
社会実験には、再開発の施工者でもある朝日ビルディングもスポンサーとなっており、再開発ビルはこの実験を通して得られた知見なども踏まえた計画になると思われます。
東側の17年竣工のオフィスビル「スタートラム広島」も1階はカフェになっており空地も余裕を持って取られているので、
繋がりのある賑わいに期待したいです。
新しいイメージパースに描かれる大規模な吹き抜けの1階には市道が横切っており、
改正された立体道路制度を活用して、市道の上空に160mのビルを建てる計画になっています。
まるで雰囲気が変わるのでしょうね。楽しみにしたいです。
「基町相生通地区第1種市街地再開発事業」は、
2022~2023年度の着工、2027年度の完成予定です。(駐輪場棟は2029年度完成予定)
プロジェクトページを更新しました。
エントランスのイメージ図もなかなかいいですね。上部のホテル部分に何が入るか
楽しみです。ザ•リッツ•カールトンやコンラッド、フォーシーズンズ‥どこが来るのでしょうか‥ワクワクしますね。北側の「広島八丁堀3・7地区市街地再開発事業計画」も
順調に進めば、このエリアはかなり変貌しますね。期待しています。
朝日新聞社はハイアットの誘致歴と所有があるのでハイアットの可能性ありますね。
なんでも、東京トーチタワーにも駐輪場が出来るとか。個人的には、市営駐輪場の今後の役割に、大いに期待しています。
新しいパースとともに発表が行われたとのこと。
ホテルは広島初のラグジュアリーホテルという
ことで、改めて期待が高まりました。早くその
ブランドの発表がないものでしょうか?
新パースも興味がありますが、正式な報道を
目にしておらず、どれがそうなのか不明です。
これに関しては小出しで情報判明してきますね。
まだまだ都心には天満屋ビルやセンタービルの
再開発が控えています。敷地面積が広いので、
ここと同様に低層階が商業、中層階がオフィス、
高層階にホテルというセットでの建築が今後も
出て来そうです。本通りの再開発もそうですね。
早く次のプロジェクトの発表も待たれます。
菅首相の時に、かなり前から外人客(先進国)のホテルの出費の金額が非常に大きいので、全国の都道府県に高級ホテルの建設の促進を、通達していた事が最近発覚しました。
もしかしたら、かなり良いホテルが出来るかもしらません。
コロナ禍前でまだ官房長官時代に財政投融資を
活用した景気対策として、高級ホテルの誘致を
挙げられていましたね。コロナで仕切り直しに
なりましたが、京都にはあらゆる世界のホテル
が勢揃いするかの勢いで、計画と建設が進めら
れて、すでに飽和になってきています。
外資系ホテルの日本への出店意欲はそれほど
落ちていないようなので、国が主導しなくても
市場があれば進出計画は上がってくるのではない
かななどと期待をしていいかもと思います。
高松市は四国電力が、岡山市は両備ホールディン
グスが誘致を進めています。