JR西日本は今月、広島地区に導入する新型車両「227系」の概要を発表しました。
車体のデザインや仕様、投入両数などが明らかになっています。
昨日の中国新聞によると、この227系の導入に合わせて在来線の「広島シティネットワーク」の各路線にラインカラーを設定することが分かりました。
【中国新聞】:在来線各路線のカラー決定
(2014年6月27日付 中国新聞朝刊紙面より)
過去の記事と公式サイトです。
JR西、広島向け227系の大規模投入を発表!概要、イラストが明らかに
【西日本旅客鉄道】:227系近郊形直流電車の概要について
227系イメージ図(上記JR西日本ホームページより)
1.山陽本線(広島~岩国間):赤
2.山陽本線(広島~白市間):緑
3.呉線(広島~広間):黄色
4.可部線(広島~可部間):青
5.芸備線(広島~狩留家間):紫
私は赤の沿線です(笑)
これまで全く考えられなかったようなことの連続ですが、これは良いですね。
分かりやすくもなりますし路線に対する愛着も湧くのではないでしょうか。
各路線の色の由来も面白いですね。
227系はJRの近郊電車で初めてフルカラーLEDの種別・方向幕を採用する見込みです。
イメージ図で種別の「普通」の下に赤いラインが入っていますが、ここが路線ごとに変わってくるものと思われます。
LEDなので簡単ですね。
ラインカラーについてはこの中国新聞の記事が出る前に、コメントでも教えて頂いていました。
御礼と返信がまだできておりませんが、その都度読ませていただいております。本当にありがとうございます。
イメージ図で車体前面の中央の窓の一番下にあるロゴマークですが、
「シティネットワーク」のCの内側に、5本の各路線の色の線が引いてあるデザインになっているようです。
各駅の駅名看板も現在の青いラインから、それぞれの色に変えることも検討しているとのこと。
また、「新保安システム」(テスト時「ATS-M」)として紹介されている装置の正式名称は、「ATS-Dw」になるとか。
(どちらも未公表の情報ですので、責任は負いかねます…)
こちらも教えて頂いたものです。
【西日本旅客鉄道】:動画で見るJR西日本
株主総会向けの動画だそうです。広島で新しい保安システムを試験している様子が見られます。
さらに、43両と公表されている今年度の投入計画ですが
3両編成が13本(=39両)、2両編成が2本(=4両)になると教えていただきました。
6月23日の交通新聞の紙面に載っていたそうです。(そんな新聞もあるのですね。)
これらが今年度、山陽本線と呉線を走ることになります。
可部線は変電所設備の更新が必要で来年度中になると明らかになっています。
先ほども書きましたが、これまでの広島地区では考えられなかったようなことばかりですね。
新車の投入のみならずラインカラーまで採用するとは。
JR西日本は大阪環状線のブラッシュアップを図っていくようですが、広島シティネットワークにおいてもかなりのテコ入れを行うことがみてとれます。
来年春は白島新駅が開業しますし、広島駅の大改良、そして駅周辺の再開発も数年で行われます。
北口二葉の里地区の支社ビルや南口駅ビルの建て替えも控えている状況。
タイミングがたまたま重なったこともありますが、今後JRが絡むまちづくりに大いに期待をしたいですね。