「新白島駅」は広島市中区に3月14日開業した、JR線・アストラムライン双方の新駅です。
連絡通路など駅の周辺設備の工事が今年夏頃まで続けられます。
前回の状況です。
新白島駅建設工事 2015.04(Vol.23) 周辺状況・駅メロなど
こちらは開業した時のレポートです。
祝開業! 主要路線交わる新白島駅【アストラム編】
祝開業! 主要路線交わる新白島駅【JR編】
祝開業! 主要路線交わる新白島駅【連絡通路】
開業して2ヶ月以上が経ちましたね。
毎日JRに乗ってこの新白島駅を通り過ごしていますが、特に通勤時間帯は多くの乗客が乗り降りしていきます。
日常の足に選ばれていることを実感します。
さて、その新白島駅は3月14日のダイヤ改正に間に合わなかったため、駅周辺での工事がまだ続いています。
JRとアストラムを乗り継ぐ連絡通路です。
一旦供用を開始したエスカレーターが、上屋工事のため5月13日から一時的に使用停止になりました。今月28日まで続けられるようです。
階段を降りた地上部分でも雨風を防ぐ上屋の設置準備が進んでいます。
上の写真で、右奥がJR下り方面の駅舎です。
連絡通路の幅半分ほどに資材が大量に置かれています。屋根の梁と思われる鉄骨が湾曲しているのが確認できますね。
こちらはJR新白島駅下り方面(南口)。
まだ閉鎖区画はありますが歩道部分が綺麗に舗装されました。
ここはタクシー乗り場になります。
屋根や照明のデザインは、南口から2階のJR駅舎や連絡通路に上がる階段と同じです。
非常に簡素なものとなっています。
南側から、アストラムラインの新駅駅舎。
この時点で目立った工事は行われていませんが、フェンスや舗装などまだ完成状態ではありません。
連絡通路にはこんな張り紙がありました。
今回のダイヤ改正ではJRの最終電車からアストラムに乗り換えが出来るように、アストラムラインの最終電車の時刻も調整されています。
早い路線では10時台に終電が設定されている路面電車とは比べ物にならないくらい心強いです。
この駅の誕生が広島の交通全体を見直す大きなきっかけになってほしいです。
工事は7月末まで続きます。