広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2015.12(Vol.32) デッキ下部お目見え
まずは新幹線口屋上駐車場から4枚。
真っ白の布素材のデッキ上屋が目を引きます。
工事が進行し、中央部の自由通路から分岐する起点となる部分の屋根がほぼ完成しています!
3枚目はほぼ真上から撮った画像です。
平面的には円形ですが、中心から放射状に折りが入ったデザインとなっています。
この三角形(三角すい)の造形は改札内のコンコースから、来年度完成する南北自由通路まで統一して採用されているデザインです。
平和都市広島、折り鶴の形を模した物です。
4枚目は中央部から西側のホテルグランヴィア方面を撮った画像。
こちらの「西ペデ」はほとんど全貌が顕になっています。
その背後、二葉の里5街区で先陣を切った中国電力エネルギア・コミュニケーションズの「エネコム広島ビル」の鉄骨建方が進みます。
「西ペデ」の状況から見ていきます。
おおお!今にも渡れそうです!
シートが外されるまで全く気づきませんでしたが、こちらの駅ビル側から奥の市道の方にかけて少し下り勾配が付いていたのですね。
デッキはホテルグランヴィアとはこのように5m程離れて建設されています。このすき間にエレベーターも設置されました。
もしホテル新築と同時だったら、若草町側のシェラトンのように建物と一体型になっていたと思われますが仕方ないです。
2階のレストランからの眺望がかなり妨げられる形になりますね。
市道常盤橋若草線をまたぐ陸橋部分。
終点の階段・エレベーターも見えるようになりました。
今のところ終点ですが、”まだ続くよ”と言わんばかりの終端部の処理が将来の再開発建物内への延伸を期待させます。
「西ペデ」を離れ、「東ペデ」として既に運用中のシェラトンホテル側デッキから。
ここから見るとグランヴィア前の西ペデが傾斜になっているのがよく分かります。上屋の高さが一定のままなのが美しい。
中央部では完成が遅れる中央ペデの橋桁架設準備が始まっています。
東側ではデッキ本体と増築部分の鉄骨工事が大々的に行われていました。一ヶ月でこの変化とは。。
“左右対称”になるのももうすぐですね。
今回は以上です。
全体の完成は今年秋の予定ですが、西側は3月頃にも先行して開放しそうなほど完成に近づいています。
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【Flickr】:2016/01 広島駅北口改良工事