二葉の里、6月にも1~3街区の売却先を決定へ

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なかなかすべてのコメントに返信ができずに申し訳ありません。
こちらもコメントで教えて頂きました。ありがとうございます。
 
二葉の里地区再開発で、全1~5街区のうち1~3街区を民間へ先行売却する手続きが5月に始まります。
入札などを経て翌6月には売却先が決定されるようです。
【中国新聞】:広島駅北再開発で国有地売却 (以下転載)

 JR広島駅北口の二葉の里地区(広島市東区)の再開発事業で、中国財務局(中区)は5日、事業区域内の国有地2・8ヘクタールを民間に売る手続きを5月から始めると発表した。入札を経て6月に売却先を決める予定だ。「広島の陸の玄関口」として民間の力を活用したまちづくりが具体化する。
 
 売り出すのは、五つの街区に分け区画整理が進む再開発区域(13・8ヘクタール)のうち、1街区0・43ヘクタール▽2街区1・88ヘクタール▽3街区0・49ヘクタール―の計2・8ヘクタール。いずれも区画ごとに一括で売却する。不動産鑑定士の評価を参考に最低価格を決め、5月に一般競争入札を公示。6月に売却先を決める。
 
 財務局は1、2街区を住宅用地と想定。3街区は、広島県が隣接地にがんの放射線治療施設などを整備することから、医療・福祉用地としての利用を見込む。
 
 県不動産鑑定士協会(中区)の中村真二会長は「広島駅に近くマンション用地に最適。最低価格を上回る金額での競合になるだろう。駅周辺の再開発にさらに弾みがつく」と期待する。
 
 中区で記者会見した財務局の橋本成史特別国有財産管理官は「広島の陸の玄関口にふさわしい街となるよう、県や市と情報を共有して売却手続きを進めたい」と述べた。
 
 4街区(2・6ヘクタール)はJR西日本の所有地で、5街区(3・4ヘクタール)は国有地(1・5ヘクタール)とJR所有地(1・9ヘクタール)からなる。財務局は、5街区の区画整理が完成する2014年3月末に残る国有地の引き渡しを受け、売却する。

futabanosato_kukaku.jpg
(「二葉の里まちづくりガイドライン」より画像転載)
 
 
広島駅北口の二葉の里再開発地区では大規模な区画整理が一昨年から行われており私も何度も足を運んでいます
1~3街区は今年度中にUR都市再生機構から中国財務局に引き渡される予定となっています。
あるいは既に引渡しがなされたことを受けての、今回の売却手続き開始の発表なのかもしれません。
あと半月で2012年度が終わりますからね。
 
もともと1~3街区は居住機能が想定されていましたが、不動産鑑定士の言葉を聞いても大規模なマンションなどが期待出来ますね。
 
なお、中国新聞HPでも示されている通り、既に街区内でも活用が決まっているものもあります。
これに加えて以前コメントで教えていただいた情報も合わせてまとめてみると、
1街区:(5月から売却手続き開始)広島東署が移転(2018年度)
2街区:(5月から売却手続き開始)イズミ新本社(2013年10月)
3街区:(5月から売却手続き開始)県高精度放射線治療センター・地域医療センター合同ビル(2015年度)、歯科医師会館・薬剤師会館が移転(時期未定)
4街区:JR西日本所有、鉄道病院は建て替え予定(3年後以降)
5街区:(2014年3月末に財務局へ引き渡し後売却)
 
とこのようになります。
新幹線、在来線、市内線、そして広島高速道路とあらゆる交通の一大拠点となりますから「最低競売価格を上回る競争」となるのもうなずけます。
今回は西側の住居機能が主なエリアの競売となりますが、
来年の5街区の売却では民間オフィスビルやJR西日本広島支社ビルの高層化など、期待したいです。


 

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