広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、
2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エネコム)の3社グループが取得しました。
エネコムの「EneWings 広島データセンター」は2016年12月に開業し、
現在は2018年3月の竣工を目指す広島テレビの新本社ビル、
2019年3月の竣工を目指す大和ハウスのオフィス・ホテル・商業の複合棟が建設中です。
二葉の里5街区の続報。ホテル・オフィスの詳細など
前回の状況です。
北口ペデストリアンデッキを出てすぐ、二葉の里5街区を眺めた構図です。
眼下に見えている北口ロータリーは4月20日に、
マイカーとタクシーのエリアが完成時と同様に入れ替わりました。
スマホで少し撮影したものをツイッターに上げています。
今日から広島駅北口ロータリーのタクシーとマイカーエリアが入れ替わりました!マイカーはまだ暫定形、タクシーはプールと乗降場合わせて全面的に使用を開始してます。駅ビル側で通常のタクシーを乗降させ、グランヴィア側は観光タクシー向けのスペースとなるようです。 pic.twitter.com/QFf2Bppggd
— 鯉党α (@abhiroshima) 2017年4月20日
近々改めて見に行ってみます。
ペデストリアンデッキから5街区方面へ歩みを進めます。
広島テレビ新本社ビルの建設が進んでいます。
前回の更新で、ビル躯体の鉄骨建方が始まったことをお伝えしました。
その後、いよいよタワークレーンが登場して、高さが増しています!
1フロアがとても広いですね。
低層部3層まで、ファサードがガラス張りで少し張り出しています。
その違いがはっきりと分かりますね。
タワークレーンがビルの中央部から伸びています。
広島の大型ビルでは久しぶりに見ました。「フロアクライミング」式のタワークレーンです。
マストの根本は地表ではなく、構築しているビル本体に固定されています。
ビルが高くなるのにつれて足場にする階を上げていきます。
広島テレビ新本社ビルの東隣に建設中なのが、大和ハウス工業によるホテル・オフィス・商業の複合棟です。
デッキから見ると、基礎部分の鉄骨の頭が見えていました。
こちらも間もなく地上部の鉄骨工事が始まるのではないかと思います。
敷地北側、3街区側から見上げます。
JR広島病院前から。
県医師会・高精度がん治療センター「ハイプラック」前から。
広島駅を取り囲む高層ビルを背景に、新しいビルの建設が行われる姿は迫力があります。
複合棟にも大型クレーンが入り地上工事が始まれば、さらに雰囲気も変わりそうです。
最後に、再び広島駅北口ペデから。
南口では広島2トップのタワーが完成し、広島駅自体も巨大橋上駅舎が今年完成します。
それらを経たあとでも、北口でタワークレーンがビルを構築している姿は、広島駅周辺の再開発ラッシュを象徴していますね。
右手に見えているJR西日本広島支社のビルにも、今後動きが出てくることを期待したいです。
広島テレビ新本社ビルは2018年3月の完成予定、
大和ハウス複合ビルは2019年3月の完成予定です。