JR横川駅では、可部線の上下線を同時に出入りできるようにするため渡り線を新設する配線変更工事が行われています。
横川駅配線変更工事 来春完了
同時に北口駅舎の耐震補強工事も行われており、どちらも2014年度末の完了を予定します。
前回の様子です。
横川駅改良工事 2014.09(Vol.5) 分岐器の設置準備
227系関連で盛り上がったので、久々の現場レポのような気がします。
前回の記事に追記しましたが、JR西日本は当横川駅の配線工事のため9月21日と10月12日の最終電車が運休となります。
【JR西日本】:可部線一部区間運休についてのお知らせ(PDF, 356KB)
1回目の運休を経てどのような変化があったか確認してまいりました。
可部線が発着する5・6番のりばから広島方面です。
現在の線路と平行するように新しい線路が置かれているのは前回から変わりありません。
これが5番線に入る下り可部方面の線路になるのは間違いないでしょうね。
さらに望遠で。
前回用意されていた新しい分岐器(画像)が、山陽線上り広島方面の線路に組み込まれています!
赤い矢印で示す部分です。
1回目の運休時に行われた工事はこの部分だと思われます。
画像中央左の架線柱となっている電柱には、新しい信号機がカバーを掛けられて準備されているのも確認できますね。
可部線側から広島方面へ向かう線路は画像中央のこれまで行き止まりだった部分の線路とスペースを利用するものと思われます。
(単線においてオーバーランした時の正面衝突を避ける「安全側線」は複線化によって必要なくなる…はず)
島式となっている5・6番ホーム。
広島地区へ投入される新型車両「227系」が公開され、広島への送り込みも始まりました。
可部線への投入は変電施設の新設が必要になるため1年遅れの2016年春の見込みとなっています。
電化延伸事業の開通と同時です。
まだまだ話題には事欠かなさそうですね。
横川駅北口では耐震補強工事も行われています。
工事のため前回から仮駅舎に移り、乗換通路までの経路変更が行われています。
見た目でわかる大きな変化はありませんでした。
一方で北口駅前は大きく様変わりしています。
駅の改良工事とは全く関係ありませんが、長崎病院が移転し元の建物の解体が完了していました。
細い路地を隔てて2つの敷地に分かれています。北側の敷地はアスファルトで舗装されました。
防塵対策でもあると思われますが、駐車場になりそうな白線を引く準備もされていました。
どうなるんでしょうかね。
今回は以上です。
今度の日曜日にも最終電車の広島~横川間が運休になるので利用者の方はご注意下さい。