大同生命は、紙屋町交差点に近い「広島日興ビル」の建て替えに着手します。
広島トランヴェールビルディング(2012年竣工)と損保ジャパン広島紙屋町ビル(2020年竣工)に挟まれた敷地で、現在は解体工事が行われています。
主にSMBC日興証券の広島支店が入居していましたが、公式HPによると
2021年8月に仮移転を済ませており、ビル完成後に再び入居する予定です。
現地に建築計画を知らせる看板が掲示されていると情報をいただきましたので、それを確認してきました。
教えていただいたこーりおさん。ありがとうございます。
前回の状況はこちら。
当初の記事。
紙屋町交差点付近から。
防音壁が取り付けられ、解体工事が進んできました。
現地で確認した建築計画のお知らせです。
(一部加工)
名称 | (仮称)大同生命広島ビル新築計画 |
高さ | 62.54m |
階数 | 地上14階・地下2階・塔屋1階 |
用途 | 事務所、自動車車庫 |
構造 | 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
敷地面積 | 863.91平方メートル |
建築面積 | 697.20平方メートル |
延床面積 | 10,215.11平方メートル |
着工予定 | 2022年12月下旬 |
完了予定 | 2025年4月末 |
建築主 | 大同生命保険株式会社 |
設計者 | 株式会社大林組 |
施工者 |
株式会社大林組 |
(現地看板より)
こちらも60mクラスのビルとなることが判明しました!
両隣のトランヴェールビルディング、損保ジャパン広島紙屋町ビルとほぼ同じ高さとなりますね。
ただし、見た目の通りそれらより敷地面積は小さく、全体の延床面積も小さくなるようです。
広島トランヴェールビルディング:延約3.0万平方メートル
損保ジャパン広島紙屋町ビル:延約1.3万平方メートル
一体的に開発ができれば理想でしたが、それぞれの事情があるので仕方ありません。
とは言え、紙屋町交差点の南東側は高層ビルで占められる形となります。
南側には高さ約90mのひろぎんホールディングス本社ビル。
オフィス街は健在です。
(仮称)大同生命広島ビルは、2022年12月下旬の着工予定、2025年4月末の完成予定です。
また、ここから南におよそ250m進んだ場所では、明治安田生命広島ビルの建て替えもほぼ同じタイミングで進められています。
こちらもまた、60mクラスのオフィスビルに生まれ変わる予定です。
2023年1月1日の着工予定、2025年1月末の完成予定です。
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