2022年、令和4年。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
晴天に恵まれた新年の休みに、原爆ドーム横の「おりづるタワー」に行ってみました。
ここから見える景色とともに、今年の広島の動きを簡単に整理してみたいと思います。
【公式】:広島おりづるタワー
おりづるタワーといえばこの景色。
新型コロナウイルスの影響で、国内の修学旅行も近場に変更されるなどして
平和公園を訪れる人々も少なくなっていましたが、このところは再び生徒を乗せた観光バスをよく見かけるようになっていました。
おりづるタワーにも、久々の帰省となった方々でしょうか。家族連れで賑わっており嬉しくなりました。
ここは「映え」ポットですね。
南西側。
大手町や平和大通りのビル群がなかなかのボリュームです。
左から2番目の「明治安田生命広島ビル」は建て替えに向けて解体工事に着手しました。
今年、開発に関する計画が発表されるかどうか注目です。
東側。
ひろぎんホールディングス本社ビルが昨年完成しました。
この写真の中に大規模再開発計画の予定地が2つ。
本社ビルの向かって右側(南側)が、本通3丁目地区市街地再開発。
目下に広がる地区一帯が、紙屋町2丁目2番地区市街地再開発。いわゆる「サンモール周辺再開発」。
本通3丁目は昨年公表され、紙屋町2丁目は2016年に公表されました。
どちらも密集した繁華街で権利者も多数おられます。
新たな動きが今年あるかどうか、注目ですね。
北側に目を移します。
広がるのは旧広島市民球場跡地と、サッカースタジアム建設予定地を含む中央公園。
いずれも、民間活力を活用した「Park-PFI」制度を用いて、にぎわい創出を目指すこととなりました。
サッカースタジアムは、いよいよ今月末=2022年1月末に起工式を執り行い、2月初旬にも着工します。
2024年の開業を目指します。
【中国新聞】:サカスタ起工式は1月末 広島市、2月初旬に着工
広島城方面。
中央公園の東側にあたる「三の丸」についてもPark-PFIを活用し憩い・賑わい空間創出を目指す事となりました。
一方で、天守閣は耐震性の不足により2025年度に閉館することが昨年末明らかにされました。
松井市長により天守閣は木造復元を目指す方針が示されています。
北東方面。
広島駅方面ですね。
2本のタワークレーンが顔を出していますが、あちらは広島駅南口で建設中の広島駅南口計画(仮称)。日本郵政による19階建てオフィスビルです。
本体が見えるかと思いましたが、メルパルクに隠れてギリギリ見えませんね。
今年秋の完成予定で、都心では八丁堀の「スタートラム広島」以来の大型オフィス供給となります。
この写真の方面に写っている基町地区では、基町相生通地区再開発が、
八丁堀地区では、八丁堀3・7地区再開発が計画中です。
昨年の報道では、どちらも今年度中=2022年3月末までの都市計画決定を目指すことが伝えられています。
紙屋町・八丁堀地区再興の目玉、大注目です。
最後は八丁堀交差点からの画像ですが、こちらも結局どうなったのか注目の「天満屋八丁堀ビル」。
外壁の修繕工事が始まっているようです。
コロナの影響を大きく落とす世の中ですが、情勢の変化があったのでしょうか。
今年は何らかの発表がほしいですね。
今年も引き続き、岡山と行ったり来たりしながら、
現場の動きと報道レベルの動き両方追い続けていきたいと思います。
コロナの世の中を経験したからこそ、リアルでの交流も大事にしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。